新型コロナウィルスの感染拡大を受けた政府のイベント要請などで、消費の現場が冷え込み、その結果、特に中小企業においては、業績が厳しくなってきている面があります。そういう時こそ、「企業の体質改善」をする必要性をいつも説いています。

「決めたことをきちんとやる」、一方「決めた目標をいつも達成できない」、また、「お客様の納期を守れない」、「オープンにせず、隠ぺい工作をよく行ってしまう」、「問題点が顕在化しない」などすべて、「企業の体質」であると思います。

企業の体質改善は、一朝一夕でできるものではなく、時間をかけて、じわじわと行っていくものです。そのための５ＳやＶＭというツールがその一つとしてありますが、このような企業体質改善活動をコツコツとやり続けている企業は必ず生き残っていくことを今まで目のあたりにしてきました。

リーマンショック時、東日本大震災時、トップの号令のもとに、企業体質改善活動を行い、困難に打ち勝っていった企業を今思い出します。苦しい時だからこそ、「企業体質改善活動」に取り組んでいただきたいと思います。