「会社は社長で決まる。工場は工場長で決まる。部は部長で決まる」私が２０年以上コンサルティングを行ってきた経験の中で強く思うことです。今、環境が厳しい中、このことがより感じられる今日この頃です。

新型コロナウィルス感染拡大が始まってからも、５Ｓ・ＶＭ活動を継続的に実施していた企業のトップ。ソーシャルディスタンスと言われた中でもうまくコミュニケーションを図りながら、改善活動を推進した職場のリーダー。

一方、改善活動を縮小して、企業体質を後退させたトップ。外部環境などの他責を理由に動かない経営者。苦しい時期に能力を高めずに去っていった工場長。だめな方も随分見ました。

経営トップと上級管理者が強力なリーダーシップを発揮してトップダウンでさまざまなことを進めていただきたい時期だと思います。「会社はトップで決まる！」この企業経営の要諦を覚えておいてほしいと思います。