工場においては、生産の安定を図ることがもちろん重要ですが、そのためには人心を得ることから始めることが大切です。特にコロナ中、働く人々の心が不安定な社員が多く出ている職場も多くあったりします。

このような職場で良い品質の製品を、安く、早く、作ることは難しい。したがって、生産現場の管理・監督者は、職場の人間関係を良くして、チームワークの良い、明るい職場づくりをすることが必要となってきます。

そのために、職場の部下全員の精神状態や健康状態を日々把握して、見えるようにして、問題のあるメンバーについて常に相談や話し合いに乗って解決を図っていく。メンバー同士の人間関係の状態を把握していくことが必要です。

その人の身になって先手必勝、解決に努力する。人間関係を良くしていくことが結果的に良い仕事に結びつく。このことを肝に銘じながら、「人心に常に気を配る！」ことをこんな時代だからこそ、より心がけていただきたいと思います。