中小企業の新型コロナ対策⑥~入りを量りて出ずるを制す~
昨日は、4月からコンサルティングで支援させていただいている企業の経営計画づくりを行ってきました。特に経営計画の数字づくりが主でしたが、そこでのポイントはやはり「入りを量りて出ずるを制す」だと思います。
「入り」とは、売上、「出ずる」は、固定費、変動費などの費用ことで、売上をできるだけ上げ、出ていく費用は最小にというごく基本的なことです。しかしながら、意外にこの基本ができていない、わかっていない企業が多かったりするのが現状です。
「どのような費用がかかっているのか」、「なぜこの時期にこの費用がこれぐらい出ているのか?」「広告宣伝費は今の経営状態でどれだけかけていくべきか?」、「顧客別の売上達成ストーリーは」さまざまと考えることがあります。
多くの県で緊急事態宣言が解除されていますが、新型コロナ感染症の第2波がどうなるか等、先行きが見えない中、「入りをは量りて出を制す」。二宮尊徳翁の考えが、経営の原点ということを今一度、思い出すべきだと思います。
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