日々、新型コロナの感染者の数に一喜一憂している経営者、上級管理者の方がいると思います。➁で記述した当面の資金面の問題をクリアできたからといって、安心はできず、今後のことを今だからこそ考えることが極めて重要です。

そのためには、今一度、自社を取り巻く外部環境や内部環境の現状分析を行い、経営上の問題点・課題を明確にし、重要経営課題と改善方向及び改善策をきちんと立てることが必要で、そのための経営診断を実施することをおすすめしています。

企業概要、財務諸表、商品別売上高、仕入品別購入額などの資料での分析や経営現場の実態調査をコンサルタントとともに行いながら上記の内容を短期間でしあげていく。これを私は、簡易診断「経営クリニック」と呼び、この緊急事態宣言の中、実施する企業がいくつかあります。

経営診断というと、数か月を要して結構なコンサルフィーを払って行うケースがありますが、この「経営クリニック」は、３日間であまりお金がかからず実施することができます。いかに生き残るための道標をつくるか、経営者の能力が求められています。