４月７日に出た緊急事態宣言。それ以前からも当然、中小企業に与えた影響の多い今回の新型コロナ感染拡大。企業経営を揺るがす環境下、国からも緊急経済対策が打ち出されましたが、意外にも支援対策について理解されていない経営者が多かったりします。

緊急経済対策では、資金繰り解消のための「無利子・無担保融資」支援。売上が半減した個人事業主に１００万円、中小企業に２００万円を上限に現金給付される「持続給付金」。納税、社会保険料の期限猶予などさまざまな支援策があります。

東京都では、休業や営業時間の短縮に協力した中小企業などに５０万円以上の「感染拡大防止協力金」を支払うことになりました。「わかりづらい」とか、テレビ、新聞、ネットなどの情報に振り回される方がいますが、何が自社にとって役立つ支援かをきちんと見極める能力が必要かと思います。

マネジメント力とは、人、モノ、金、情報などの経営資源を動かしながらより質の高い管理・改善・改革という仕事を絶え間なく実施し、定量的成果と定性的成果を上げることができる力。今こそ、経営者の強い経営スキル、マネジメント力が求められている時期だと思います。