マネジメントのあるべき姿 ~経営方針策定と目標設定の原則~
先週は、あるクライアントで次年度の経営方針作成のための検討会を役員メンバーと一緒に行いました。マネジメントのあるべき姿として、まず、企業のあるべき方向性を明確にしていくことが必要であり、そのツールとしての一つに経営方針があるわけです。
経営方針検討会では、前期の経営方針の総括を行いながら、現在の企業を取り巻く外部環境や内部環境を整理し、内部環境である強みや弱み、外部環境である機会や脅威からとるべき戦略を明らかにしていきます。
そこから、今期の経営方針をいくつかあげるわけですが、以下のような原則に基づいて、適切な目標設定することが重要です。「具体的であること」、「計測可能であること」、「十分にチャレンジングであると同時に達成が不可能でない水準であること」、「達成の期限が明確になっていること」などです。
このクライアントでは、すでに10年近く、このようなやり方や目標設定の原則により、経営方針を策定しています。市場の大きな環境変化がある中、より経営者や上級管理者の能力が求められていると思います。
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