最近、管理者・監督者の研修が増えています。その時に管理者・監督者の中で重要な能力として身につけていただきたいものとして講義の中で特に「マネジメント力」をあげています。

企業経営を推進していくためには、まずは事業として成り立つための「固有技術力」があること。固有技術があっても、販売管理、工程管理、品質管理といった「管理技術力」を持たないとＱＣＤをきちんと維持できない。

さらにもっと言うと、これにプラスして「マネジメント力」を身につけないと、利益に結びつかない、人が育たない。マネジメント力とは、管理・改善・改革を行い、定量的な成果と定性的な成果をあげていくことができる能力のことです。

平成から令和に入りました。製造業に代表されるように多くの企業がマネジメント力の弱さで苦戦したのが平成時代でした。これからの時代にいっそう求められる重要な能力の一つ（まだ他にありますが）として「マネジメント力」があると思います。