今、クライアント企業において、「５Ｓの心の実現化」の大切さを説いています。５Ｓの心とは、個人が備えるべく性格である品性を表します。それは、心と意識から形成されます。

「思いやりの心」「気配りの心」「協調心」「自律心」など、ものを中心とした５Ｓ活動をすることにより、人の心にまで影響を与える。使った道具をもとに戻さない…思いやりの心がないですね。一方、５Ｓ活動の整頓を実践することで、後に使った人のことを考える「思いやりの心」が芽生える。

５Ｓ活動の実践で多くの心が身についていく中で、それが「安全意識」や「自律意識」など意識にもつながり、人の行動をきちんとしたものにする。これが、今まさにｗｉｔｈコロナ時代において必要なことではないでしょうか。

このような時代、企業が社会生活に必要な道徳に関することなどを教育する場を設ける。そして良い品性を持った社員を育成する。ｗｉｔｈコロナ時代における「５Ｓの心の実現化」。是非、特に企業経営に携わる方にはわかっていただきたいと思います。