ＶＭ（Ｖｉｓｕａｌ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ）を教えていると、このような勘違いしている管理者・監督者に出会います。「ＶＭはグラフや資料を掲示板にきれいに貼ることである」、「掲示板に貼る道具（管理資料）をパソコンで作成することが目的」といったことです。

ＶＭ＝目で見る経営、目で見る管理、見える化などというと、書籍や写真できれいに写っているところを見てしまうことやＶＭの本質を理解していないとこのような勘違いが起こったりします。

ＶＭボードは管理板として活用し、ＶＭボードの前で マネジメントをすることである。管理資料はパソコンで作成したものやその都度手書きするものなど状況に応じて変化することがポイントです。

ＶＭが進んでいる企業ほど、一度貼った管理資料は張り替えずに、手書きなどでうまく活用しているケースが多いです。ＶＭはマネジメントの手段であり、ＶＭそのものが目的とならないことを祈っています。