最近、四国にあるクライアントで管理・間接部門を対象としたＶＭ活動のキックオフミーティングを行いました。これからさまざまなことを見えるようにしていきますが、その一つの目的にマルチスキル化があります。

マルチスキル化とは一人で複数の業務を遂行できる技術・技能を身につけるように推進することやその仕組みを指します。そのネライは、仕事の属人化をなくし、効率的かつ新しい人材が入っても即戦力化しやすい組織体制を構築していくことです。

中小企業の場合は、仕事が人につくという「属人化」という現象が見られ、その人しかできない仕事を多く抱えていることがあります。その結果、休めなかったり、特定の個人に負担がいくなど働き方改革と逆行するような動きを行っている企業が少なくありません。

ＶＭ活動では、個々の社員の「暗黙知」で仕事が進められている状況を「形式知化」することで、効率的な組織体制を構築していくことができるとともに社員一人一人の能力をあげることができる極めていいツールです。是非、管理・間接部門の改善にＶＭを導入していただければと思います。