今週は、四国のクライアントでＶＭを活用した業務改善・マルチスキル化の推進支援のコンサルティングを行ってきました。主に事務部門ですが、１年間で結構な成果を出してきています。

コンサルティングでは、適宜、講義を入れながら、参加メンバーへの刺激と職場での実践を促し、スキルマップの作成と現在のマルチスキル化率、手順書の作成や業務工数の把握などがなされ、業務改善への土台づくりができてきています。

マルチスキル化では、マルチスキル化率、マルチタスク化件数、手順書・マニュアル作成件数の３つの管理指標（ＫＰＩ）で現在の状況を定量的に捉えていき、どのスキルに課題があるのかが見えるようにすることが大切です。

さらに業務時間の把握、何に時間がかかっているのかをグラフ等の道具立てを使って、分析できる形にまで仕上がっています。そして、ＶＭボードで全体で俯瞰して見ることで業務の相関関係と因果関係から重点が何かを捉えることまでできてきました。なかなか１年でできないことです。