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VMによる管理業務設定のポイント

今週は、主に製造業のVM指導のコンサルティングを行いました。5S活動を推進しながら、VMへと展開していった会社です。5Sまでは、どの企業も理解度が高く、うまく推進していくのですが、VMとなるとなかなか理解度があがらないケースもあり、継続的な教育が必要になってきます。

その中で、何を管理業務として見える化していくことに悩まれる現場の管理・監督者がいるのですが、その管理業務設定のポイントは、まず第1に職場の役割・使命を明確にすること。また、管理・監督者の役割・使命を明確にすることが大切です。

それが明らかになると、おのぞと何を管理業務として設定すればいいのかが、見えてきます。管理業務では、品質管理など大きくとらえるのではなく、工程内不良低減管理とか、クレーム低減管理とか、より何を管理していくべきかを詳細にわかるようにすることもポイントです。

管理・監督者の管理業務は多岐にわたりますが、すべてを見える化して管理していくことは到底、難しく、いかに効率的にかつ効果的な管理業務をVMで選定することがこの活動の成果につながります。いろいろ悩まれる方がいますが、それほどマネジメント力をあげるということは、難しいということだと思います。

 

2017/03/04 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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