昨日は、埼玉県で５ＳＶＭ活動支援のコンサルティングを行っている企業で来期の方針・目標を設定する上での今期の方針・目標の振返りを行いました。１０部門以上、この振返りを行いましたが、年々レベルが上がってきています。

最初から、きちんと振返りができるわけでなく、５ＳＶＭ活動を始めた当初では、ＰＤＣＡサイクルの弱さが明らかになります。５ＳＶＭ活動は、問題点を顕在化して、問題解決する体質づくりでありますから、あえて明らかにすることで、さまざまな改善点が見つかります。

計画（Ｐ）での定量化されない目標、表面的な計画など各サイクル過程でさまざまあります。これらをＶＭボード上で見えるようにすることで、だんだんとＰＤＣＡの質があがっていきます。その中で特に大切なのが振返り（Ｃ）です。

数字（目標）と実績、行動計画と実施結果との差を振返り、判断し、その原因を明らかにするのです。この振返りを年に１回でなく、日々のＶＭボード上で実施されていますのでその精度は当然あがります。経営方針がいつも達成されない部門は、是非この振返りを随時行っていただきたいと思います。