5SVMの中の「なぜなぜ分析」
先週は、ある企業で「問題解決手法を学ぶ」をテーマに研修を行いました。5SVM活動の中の一環として、より問題解決能力を高めるために、真の原因究明方法と根本対策、予防対策にまでつながるやり方を学ぶための研修です。
その問題解決手法の中の一つに「なぜなぜ分析」というものがあります。企業内で用いているイノベーションの手法には、ブレインストーミングやQC7つ道具などがありますが、この「なぜなぜ分析」は40%ぐらいの割合で使っているケースがあるようです。
「なぜなぜ分析」とは、発生した問題に対して、その問題を引き起こした要因に対して「なぜ」と追究し、さらにその要因を抽出し、「なぜ」を繰り返すことにより、その問題を発生した真の原因を究明する分析手法です。
問題解決手法で重要なことは、さまざまな種類と使用目的を理解すること。なぜなぜ分析の場合は、種類の区分としては原因究明に当たります。さらにもっと大事なことは、これを5SVMの中で使うことです。VMボードの前で、なぜなぜ分析を行い、日常業務の中でいかにイノベーションを行うことができるか。これができるようになった企業は本当に強くなると思います。
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