今、企業不祥事でブランドの失墜による国内販売は４０％ダウンの会社や都知事の資質・姿勢に対する都民の目など、国民が見る目が厳しくなっています。それらを改善・改革するための手法の一つとしても５ＳＶＭがあります。

企業は目先の（短期的な）利益追求だけではなく、長期的な視野に立って、改善・改革を推進し、企業価値の創造を図っていくことが求められています。そのためにＶＭを導入し、真のコンプライアンス経営を確立することが必要です。

コンプライアンス経営とは、法令はもとより社会常識、企業倫理を遵守し、企業の幅広いステークホルダーの期待に応え、「オープンでフェア」な企業活動を行うことができる経営です。

マネジメント、情報公開、製品品質／安全、環境など、５ＳＶＭ活動で改善・改革ができていきます。今の私の回りでは、非公開企業であろうと、「コンプライアンス」に着眼している経営者が少なからずいらっしゃいます。株主総会が多いこの時期。是非、コンプライアンスと５ＳＶＭの関係性を考えていただければと思います。