5SVMで材料・部品の欠品による手待ちのムダの排除
製造現場には、さまざまなムダが起こっています。在庫のムダ、つくりすぎのムダ、加工のムダなどがありますが、「手待ちのムダ」という、作業者がモノを製造することができる状況にあるのにもかかわらず、取りかかることができないような時にこの言葉を使います。
この「手待ちのムダ」は製造現場では、よく材料・部品の欠品および遅延によるムダとして現れたりします。プレスや溶接、組立、検査といった工程を持つ多品種少量個別またはロット受注生産では、組立・検査工程時における「材料・部品が揃っていない!」なんてことが起こります。
これらを解消するために5SやVMを使って改善することができます。VMでは、「部品集結管理」という管理業務による欠品対策の実施。購買部門などが、材料・部品を支給する前に、調達した現品の有無を確認したり、組立予定日に到着するかを管理する業務です。
同時に5Sの整頓を使って、集結場所をきちんと見えるようにすることがポイントです。「物と管理を見える化」することで、欠品が劇的に減ります。自社の材料・部品の納期管理、在庫管理の状況を良く分析してみてください。さまざまな問題解決の方法が見つかると思います。
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