5S=モノの見える化~整頓の着眼点~
5S活動の第1ステップを終わると、整頓に入ります。整頓は「要るものを所定の場所にきちんと置くこと」であります。5Sの中でも極めて重要な活動で、整理をやっても整頓ができていないとすぐに乱れます。
整頓の着眼点として、まず①作業性、安全性、美観などを考慮して、置き場所や置き方を決めることが大切です。やみくもに置き場所や置き方を決めても決してうまくいきません。整頓活動の中で、いかにPQCDSMを考えて実行していくかが5Sが成功するポイントの一つです。
もう1点としては、②表示を徹底して行うようにすることが重要です。工具の置き場に「手ハンマー」と表示する。それだけでなく、ハンマーそのものにも表示をする。さらに、絵姿表示といって、手ハンマーの絵でも置場に表示するなど徹底的に表示をする工夫が大切です。
5S活動が停滞している職場では、最初に決めた整頓の形のままのケースが見受けられます。特に5S活動を始めて3~5年の会社は、今一度見直して見ていただければと思います。きっといい発見が出てきます。
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