5S=モノの見える化~整理の着眼点~
5S活動は数年やれば終わりでなく、未来永劫、日常業務としてやるべき活動の一つです。ただし、何年かたったりすると少し後戻りしたり、停滞したりする企業も多いので今一度、5Sの基本着眼点について簡単に解説したいと思います。
5Sの中でまずはやるべきことは、整理活動です。整理とは、「要るものと要らないものに分けて要らないものを処分すること」です。5S活動を始めた当初の基本着眼点は、まず①短期間でいっせいに行うことです。だらだらと3、4カ月もかけていてはせっかく始まった5S活動は思うようにすすまなくなります。
もう一つは②思いきって処分することが大切です。いつか使うかもしれないということで、何十年も結局使われていないケースも多々見られます。処分とは、捨てるだけでなく、他に転用したり、売却したりすることを指しますが、ただし捨てることの方が圧倒的に多いです。
5S活動を長らくやっている会社では、定期的に整理活動を行う仕組みを構築していくことが必要でしょう。3カ月に1回、半年に1回は必ず皆で時間を決めて行う。5S活動を始めたところ、マンネリした会社も着眼点に基づき5S活動を行っていただければと思います。
[無料]5S・VMメールレター
経営改革につながる
「本当の5S」と
VMのノウハウ・事例等をお届けしています。
5S・VMの基本も学べます。
ご登録は以下からどうぞ。