5S活動は巧遅よりも拙速を重んじる!
昨日から、四国で5S活動推進のコンサルティングにきています。3工場を見ているわけですが、進んでいるところ、遅れているところがあります。その違いの一つの理由には、5Sなどの改善活動を「巧遅(こうち)よりも拙速を重んじているか?」どうかです。
すなわち、「上手で遅いより」も、「下手でもいいから早い方がいい」ということです。5S活動が進む部門は、まずやってみる、やってみてだめなら改善する、やってみて、また問題が見えたら改善する部門です。
進まない部門は、頭で考えてこれは無理だろうとして、行動に移さない。いい案が浮かぶまで動かなかったり、頭で考えすぎて、いつまで立っても体を動かさない。昨日、訪問した部門の一つが今までそうでした。ただし、今回は5S活動板を変え、ミーティング場所も劇的に変えていました。
あとは、すぐに行動に落とす。計画をすぐに記入する。毎朝朝礼を行っているので、各部門のリーダーが日々交代で5S活動のコメントをする。コメントだって最初からうまく言えません。「巧遅よりも拙速を重んじる」、それが活きた5S活動の推進や5S活動板がコミュニケーションツール、情報共有ツールへと変革していくのだと思います。
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