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5S活動は「できない理由」を探しては進まない

5S活動支援のコンサルティングをしている中で、時には、なかなか進まない工場もあったりします。「時間がない」、「優先順位がまだそこに行っていない」。わざわざトップのキックオフ宣言による5Sキックオフ大会を行ったのにかかわらず、管理者自らが弱音を吐きます。

また、そういう管理職に限って「うちの工場は特別なんです!」と言われたりします。そんなことはありません。本人のやる意思があるのか、会社の決めた方針に対して、リーダーがきちんとした判断基準を持って行うかがポイントだと思います。

リーダーシップの取れる人または取ろうとしていく人は、忙しいながらも、部下に時間を与えるように、計画を立て5S活動のサポートを行っています。逆のリーダーは「できない理由」を探すために時間をかけて打ち合わせしたりしています。

我々が支援している会社では、管理者の役割・使命に「管理者ができないと思ったら何もできない。弱気にならず、できる理由を見つけ出せ」を20箇条の1つに入れていただいています。5S活動の推進の鉄則の一つとして覚えておいていただければと思います。

2016/09/29 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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