5S活動の本質を理解する
今週は、九州地区の工場の5S活動推進支援のコンサルティングを行ってきました。大分県から始まり、長崎県、熊本県、福岡県に工場がある企業です。5S活動を3年あまり実施して、今は、半年に1回ほど訪問させていただいております。
きちんと、継続されている工場、後戻りしている工場、さらに進化を加えている工場それぞれでした。5S活動は、1年目導入期、2年目発展期、3年目定着期と通常3年ぐらいは、かかって実施するケースが多いです。企業の体質改善活動ですから、それぐらいは、かかると思っていただければと思います。
3日間かけてまわりましたが、ある品質管理部門の部長の発言が非常に良かったです。「やめるのは、簡単ですけど、もう1回体質改善をしようと思うと、どれだけ大変かが理解していますので、継続して続けています」とのことでした。
これこそ、5Sの本質を理解された発言だと思います。5S活動の本質は、問題点を顕在化して、問題解決する体質づくり。5Sを実践することで、それが他の仕事にも活きてくる。5Sの本質を理解していただくことの難しさを感じた3日間でした。
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