今週は、月曜日、火曜日、水曜日と印刷業、コンクリート製造業、樹脂製造業の事務所の５Ｓ活動支援のコンサルティングを行いました。それぞれ、長年実施している会社、また、やり始めて間もない会社、５Ｓ活動実施期間はさまざまです。

そこで、５Ｓ活動を良く推進している部門、浸透している部門は、５Ｓ活動板（ボード）を巧みに活用し、５Ｓのマネジメントをきちんと行っています。その活用方法は、５Ｓの実施開始当初と浸透段階では、異なる使い方をしたりします。

５Ｓ実施開始当初は、５Ｓ活動の大日程計画を掲示し、さらに週間単位で誰が、いつまでに、何をやるかを細かく、ボードに記入したりして、いかに全員を巻き込んで実施していくかを行います。一方、浸透段階では、定期的な点検や気づいた人が問題点をあげて、その対策を週間計画に落とし込み、改善をしていくといった活用をしたりします。

大きなポイントは、５Ｓ活動板（ボード）は、掲示板でなく、管理板として、その前でミーティングをしたり、ディスカッションをしたりすることです。日本語では、板ですが、英語ではボード、すなわち、ボードには「会議」という意味もあるということです。リーダーは、これをうまく活用していくことが自分のリーダーシップ、マネジメント力をあげることになると、いつも助言させていただいています。