5Sは見る力を養う!
私は、今、多くの企業で会社を良くするための経営改革ツールであるVM(Visual Management)の導入・定着支援を日々行っています。VMでは、「異常・ムダ・問題点」が見え、適切なアクションをタイムリーに取り、「問題解決」できる企業体質にしていきます。その前提として必ず5Sを実施していただきます。なぜなら、5Sで見る力が養われるからです。
会社で「問題解決しろ!」と簡単に言っても、そう簡単にできたら、何をするのにも困りません。問題には、「顕在化した問題」、「潜在化した問題」とありますが、そもそも何が問題かについても気づかないケースも多く見受けられたりします。そこでまずは、「異常・ムダ・問題点」が見えるようにすることが必要になります。
そのためには、5S活動を徹底的に推進し、置き場、製品、数量などの表示を行い、表示のないところに物が置かれていない状態にすることがポイントです。そのような職場環境に置かれると、表示のないところに物が置かれていると、「おかしい」と気づきます。このような5S活動の繰り返しで、視察力などといった現場を見る力を養うことができます。
また、5S活動は物を対象とした活動ですから、必然的に、現場・現物・現実、すなわち、三現主義で物を見るくせがつくこともいい点です。事実を幅広く良く観る(見る)力が問題を解決に導く、そのための「本当の5S」を何をおいても先にすることを常に私はおすすめしています。
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