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5Sの整頓の中のロケーションマップづくり

本日は、栃木県にある工場に5SVMのコンサルティングを行ってきました。このクライアントは、コンクリート製造と樹脂製造を行っている企業で、工場もかなり大きい敷地の中にあります。ここでは5S活動の中で、きちんとロケーションマップを作成することを行ってきました。

ロケーションマップとは、工場全体、工場の建屋ごとに、いわゆるデパートのように何がどこに置いてあるかを平面上のレイアウト図の中に表したものです。これは5Sの整頓の一つとして作成していくもので、建屋の入口や工場の建屋内の要所要所に掲示していきます。

材料、部品、消耗品、仕掛品、設備は、どこにあるかが誰でもわかり、行き着ける。探すムダがなくなる。このような効果があるだけでなく、ロケーションマップを作成することで、今のレイアウトでいいのか、もっと効率の良いレイアウトにできないかなどさまざまなアイデアが浮かんでくることもあります。

この工場では、今後、コンクリート製造のレイアウトを変更するとのことで、すでに来期に向けた将来的なレイアウト案を現場の方が作成されていました。ロケーションマップを作成させてみると、「まだまだ属人的な職場だ」とか「効率的でないな」とかさまざまなことが見えてきます。5Sの整頓の中のロケーションマップ作りの重要性を知っていただければと思います。

 

2017/07/21 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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