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5Sの整頓で製造現場のPQCDSMを向上させる

一昨日は、東北の工場の5Sのコンサルティングを行ってきました。製造現場の5Sの整頓を中心にアドバイスをしてきましたが、5Sの整頓ではズバリPQCDSMを向上させる整頓を心掛けることが重要です。

P=Productivity 生産性 Q=Quality 品質 C=Cost 原価 D=Delivery 納期 S=Safety 安全 M=Morale 士気をあげるための整頓です。生産性をあげるために作業台で作業に使う工具がすぐとれるような位置で姿置きされている。品質を向上させるために、不良品を色分けした箱に入れ、良品に混ざらないようにするなどです。

整頓とは、『要るものを所定の場所にきちんと表示して置くこと』です。ここでは、単に表示するだけでなく、PQCDSMを高めることを意識しながら、さまざまな工夫を凝らすことが重要です。整頓は5Sの真髄であるといわれる所以です。

5Sは、きれいにする。美化運動的に捉える企業がまだまだ大企業でも多いですが、上記のようにPQCDSMの向上をさせることで利益につながる5Sを推進することができます。

 

 

2017/05/26 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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