5Sのレベルアップには、清潔の推進がポイント
最近、何年も5S活動を推進しながら、さらに5Sのレベルアップに熱心な会社や取引先に「5Sをもっと推進してください」といわれたケースなどに出会い、とにかく、5Sのレベルアップ、マネジメント力の向上に努めなければならないと生き残れない雰囲気を感じます。
5Sのレベルアップには、清潔の推進がポイントです。清潔の定義は、「いつ誰が見えて、誰が使っても、不快感を与えぬようにきれいに保つこと」であり、この定義の意図は、3Sを繰り返して推進することを実は指しているのです。
5Sがレベルアップしない会社は、従来、5Sを導入した当初につくった、整理基準や清掃基準のままになっていたります。常にムダを省くために、手持ちの工具や治具、事務用品を減らす。清掃基準も常に見直して、より故障のしない清掃ができるようにする。
「5Sは、何年も前からやっていて十分です」といわれる管理者・監督者の方がたまにいらっしゃいますが、5Sの本質をどうも理解されていないと思います。5Sは、風土改革、常にレベルアップをしていかなければあっという間に停滞します。それほど、企業風土というものは、構築するのが大変なことなのだと改めて思う今日この頃です。
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