先週は、福島県にあるクライアントの５Ｓ・ＶＭ活動支援のコンサルティングを行ってきました。長年、お手伝いをしている企業ですが、長くやっても５Ｓの乱れが起こることがあります。

５Ｓ活動を実施していく上で大切なことは、目的やネライを理解することです。５Ｓを美化運動として捉えている企業も多いのですが、直接的目的としては、企業イメージの向上、能率の向上、品質の向上、故障の撲滅などがあげられます。

さらに大切なことは最大のネライを理解していくことであり、５Ｓの最大のネライには、リーダーのリーダーシップ向上、良好なチームワークづくり、従業員の自主性の向上の３つがあります。

そしてもう一つ、終局的なネライとして、『管理のレベルアップ』、『すべての管理・改善活動を着実に推進する組織体質の確立』があるのです。５Ｓを推進することが、他の仕事にも影響を及ぼす。このことに気づいていただきたいと思った１日でした。