5Sと健康経営
今、「健康」をキーワードに企業経営を推進している会社に良く出会います。我々がコンサルティングしている会社でも数社ほどは、今年の方針・目標に健康を入れています。無論、5S活動も推進されていて、その相関があるように私は思います。
かつての日本の企業は、長時間労働は当たり前(今でもありますが…)徹夜が自慢のようにいう上司や執務室内や応接室での喫煙といった状況で健康に気をつかう企業が少ない現状でした。ただし今はそんなことはなくなりつつあり、5S活動で喫煙場所の表示やルールの徹底を行うケースも多いです。
さらにそこから「禁煙」への活動にも取り込み、喫煙率ゼロパーセントの会社も出てきたりします。トップ自らの禁煙宣言の掲示や禁煙の啓蒙など5Sの整頓や清掃の手法を使って実現することも可能なのです。
5S活動は正しいやり方をすれば、社員の「健康」につながる働きやすい環境をつくることができる企業風土改革です。企業間の社員の健康格差が企業の競争力の差につながる。健康の社員が多い方が「現場力」は高くなる、当たり前のことですが、そうなって欲しいものです。
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