5Sとは何かを知ろう!
今、日本だけでなく海外でも5Sというマネジメント手法を使って自社の体質改善、風土改革を行おうとする企業が増えています。ただ、「5Sって何だっけ?」「5SのSは?」と思う人が多かったりします。今日は5Sの言葉の意味を理解していただきながら、5Sとは何であるかを紹介します。
5Sとは、整理(SEIRI)、整頓(SEITON)、清掃(SEISO)、清潔(SEIKETSU)、躾(SHITSUKE)の頭文字をとった略語です。今グローバルの時代ですから、英語でいうと、Sorting(整理)、Setting(整頓)、Shining(清掃)、Standerdizing(清潔)、Sustaining(躾)とどちらも5Sになります。
なぜ、わざわざ、日本語と英語で説明したかというと、この順番が大切なのと、一つひとつの言葉を理解していくことが大切だということです。整理を行ってから、整頓を行う、清掃を行う。清潔とはStanderdizing、3つのSを繰り返し行うこと、すなわち標準化という意味です。
このように考えていくと、5Sは「標準化活動」というようなマネジメント手法であることに気づいていきます。ところが、この5Sを単なる掃除、美化運動として捉えてしまっている方が多いのが現状です。また、もっと一見かっこいいことを改善、改革活動にしたがる方もいらっしゃいます。
5Sとは日本が開発した独自のマネジメント手法、その本質を知って実行に移せば、イノベーションにつながっていきます。是非多くの企業が「本当の5S」を取入れていただきたいものです。
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