5Sが目的とならずに、手段として理解する
最近、3日間九州出張で、大分、長崎、福岡、熊本の4工場の5S活動のコンサルティングを行いました。久しぶりの訪問でしたので、どうなっているか楽しみにしていましたが、5Sが進化している工場、また停滞している工場それぞれでした。
5S活動を推進していく際、ほとんどトップが「やろう」というトップダウンの形で進めていきます。その際、やる気のある方が全体の人員の20%程度。ほとんどは、「この忙しいのに大変だ」などのマイナスな思考で始まることがほとんどです。
しかしながら、進めていくうちにリーダーのリーダーシップが発揮されていき、現場の景色が変わっていくことで、人の意識も変わり、5Sの効果も体感されます。そうなると、5Sを手段として活用して、さまざまな職場の管理・改善・改革を行っていくことができます。
5Sをやることが、「目的」とならずに、「手段」として理解する。そのような職場は、5Sを使って、作業・仕事・マネジメントができ、能率の向上、生産性の向上、安全の確保、納期の短縮、故障の撲滅など多くの効果が発揮できることと思います。
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