昨日は、東京都内にある食品工場の５Ｓ活動推進支援のコンサルティングを行ってきました。食品工場の５Ｓでは、整理は、道具等に関しては、必要なものをきちんと数量化して管理していくこと。

整頓では、徹底した表示を行っていくこと。清掃では、夏場はカビなども発生しやすくなるため、清掃基準も日常清掃に加えて特に汚れの発生源に対するものも加えていくことなどが今回の活動の中で見えてきました。

その中でも活動を推進する上でルールをきちんと決めていくことが大切であると理解していただきました。令和３年６月からすべての食品工場でＨＡＣＣＰに沿った衛生管理を実施していくことになりましたが、形だけの工場が多かったりします。

この工場では、例えば、入室の際の手洗いを写真つき、時間ややり方も決めたルールを策定し、それに沿っていない場合は注意を促すそのような取り組みを強化しています。５Ｓを実施することでＨＡＣＣＰの基準も遵守される。そのような職場づくりを目指していただきたいと思います。