防災・安全を意識した5S活動の推進
今週、首都圏を襲う強度の地震がありました。工場では、最近はwithコロナ時代に伴い「防疫」といった観点で5S活動の中にも取り入れているケースが多くなりましたが、改めて防災・安全を意識した5S活動もしっかり実施していかなければならないと思います。
整理によって、作業現場の不要物を撤去して、広々した作業環境と歩行通路と運搬具の通路を確保する。整頓では、段積み制限や落下防止策、区画線、作業手順および作業上の注意喚起表示、服務・保護具着用表示、立ち入れ・進入禁止表示などを実施する。
清掃では隅々まで徹底的に清掃することで異常に気づく。切粉飛散防止カバー設置による発生源対策の実施。5Sチェックリストによる安全衛生点検など、たくさんやるべきことがあります。
労働災害が発生すると生産がストップし、顧客へ納期どおりに出荷できない、損害賠償、社会的な信用低下など工場や企業の存続に大きな影響を与えます。リスクマネジメントが必要な世の中にますますなってきていると思います。
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