課は課長、係は係長、班は班長で決まる!
先週は、富山県のある工場の5S活動支援のコンサルティングを行ってきました。毎月、10数部門の5S診断というものを行って各部門を点数化していきます。
5Sチェックリストをもとに私が各エリアを評価していくのですが、今回は、当初一番点数が低かったところが、トップに立ち、一方一番点数が高かったところが伸び悩んでいます。
これには理由があります。ここの工場では、班長を主体に5S活動を現在推進させようとしているのですが、活動当初トップのエリアは係長がお手本となるように5Sを進め、その後、班長に主体性を持たせるためにまかせたのですが、班長のリーダーシップの差によって活動の活性化に差が出たとのことです。
「部下が動かない」、「時間がない」を言い訳にするリーダーが多いのですが、結局、5S活動が進むかどうかは、その部門のリーダー次第といえると思います。課は課長、係は係長、班は班長で決まる!リーダーはこのことを受けとめて、さまざまな改善活動に取り組んでいただきたいと思います。
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