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設計部門の5Sは難しい…

今、オフィスの5Sの推進を図っている企業が多くなっているとは、よく書かせていただいています。オフィスというと、総務や営業など思い浮かべる方も多いと思いますが、開発・設計部門なども5S推進エリアの対象にすることが大切です。

ただし、設計部門の5S推進は結構大変だったりします。それは、設計者一人ひとりの5Sに対する意識が低いことが大きな原因となっているケースが多いのが現状です。「5Sは、製造現場がやればいい」、「我々の仕事は違う」などといった意見が出たりします。

しかしながら、設計部門の進捗管理のまずさに伴う後工程への納期遅れや設計ミスによる製造現場での不良の発生など問題は設計による原因が多く、「設計部門こそ5Sをやってほしい」という声もよくききます。

このあたりに気づいた設計部門の5Sは大きく進みます。書類や設計特有の図面の整理、図面の整理では、図面のこの部分はシュレッターにかけるなど細かく廃棄のルールを設けている設計部門もあったりします。整頓では、お客様ごとに綴じられた物件ファイルを設けて、誰でもすぐに探し出せるファイリングシステムづくり。このあたりは是非やっていただきたいものです。

 

 

2018/01/26 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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