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設備保全のための5S

製造現場での5S活動での「清掃」は5S活動を組織的に推進する前から欠かさずやっていることがほとんどです。しかしながら、単に床をはいているだけで、設備保全に対してなどの有効な5Sができていない。また、メンバーもその大切さがわかっていないことが多いのが現状です。

その結果、故障ロス、チョコ停ロスなどの機械設備のロスを発生させ、作業者がその対応に追われていたり、技術部門も対応に苦慮していることが見られます。作業者が故障対応に呼んでも一向に来ないなんてことも良く見られるケースです。

設備予防保全管理をきちんと行いたいなら、設備に関わる担当者が、自分たちの役割使命を良く理解する。設備の5Sの必要性と進め方をきちんと学ぶことが必要です。

設備管理の5Sでは、設備の周辺には常時使用するものしか置かない、始業前清掃、定期清掃などの基準をきちんと作成する。こんな視点が必要です。毎日、故障で右往左往している方は、是非、設備管理者の視点に基づいた5S活動の推進を考えてみてください。

 

2016/05/28 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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