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製造現場は、時間でモノをつくる!

最近、オフィスの現場の5SやVM活動支援のコンサルティングが増えていますが、製造業での工場での5SやVMを実践する企業は依然として、多いのが現状です。大企業でもモノづくり現場での問題がさまざま起きている中、見識のある経営者は、このことに取り組みます。

5S・VM活動を推進していく中で、製造現場で取り組む管理業務の一つに、生産進度管理といったものがあります。これは、生産進度管理板というVMの道具立てを生産ライン側に設置して、作業長が1時間ごとに生産の進度状況をチェックして、差異が起こった場合には処置し、1日が終わった時点では、根本対策を行うような管理のやり方です。

このようなことができていない製造現場は非常に多く、1日単位でのどんぶり勘定での管理をしている企業は意外に多いのです。その結果、問題点が浮き彫りにならずに、後追い管理をして、日々の改善、改革ができていないケースを見受けられることがあります。

製造現場は、「時間でモノをつくる」、その感覚をつけるために、是非、VMを活用して、生産進度管理に取り組んでいただければと思います。きっといいことが見えてくると思います。

 

2018/03/05 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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