製造現場の5Sでリードタイム短縮を実現していく
昨日は、福島県にある工場で5SVM活動推進のコンサルティングを行ってきました。この企業は、工場だけでなく、本社、全国に拠点を置く営業所すべての部門で5SVM活動を推進されています。
工場では、グループで5Sの定義を今一度見直して統一し、改めて整理、整頓、清掃の3Sを強化されています。特に製造現場は、5Sの整頓を活用して、モノの流れが見えるようにすることを行っています。
ライン表示、工程名表示、設備名表示に始まり、仕掛品を加工前、加工後の状態別が分かる表示を行う。また、納期の遅れがわかるような表示を徹底的に行うことを実施しようとしています。リードタイム短縮には、モノを早くつくることより、早く流すことが必要で、そのための停滞状況を見える化することは非常に重要です。
製造現場の正常、異常がわかることで問題点が顕在化して、問題解決することができる。そのためにリードタイムに着眼した5Sの改善を試みることが必要になってきます。ただ5Sの整頓で表示をするのだけでなく、このようなことに気づく職場はきっと強くなります。
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