石灰業の5S
昨日は、石灰業の5S活動支援のコンサルティングを行ってきました。石灰業の現場は、焼成工程がある窯場など非常に暑かったり、職場が粉だらけになったりと5S活動を行うのも大変です。ただ取り組まれると非常に効果があります。
石灰石は日本で唯一、輸入することのない資源で、石灰業は、この石灰石を焼成炉に入れ、900℃以上の高温で焼いてつくる生石灰とこれに水を加えてつくる消石灰を製造します。 古くから、城などの建物や道路を支えることなどやおいしい作物にも入れてあったりとさまざまな場面で我々の日々の暮らしに貢献しています。
そのため、業歴が長い会社が多く、技術などが属人的になっていることも多いのが現状です。また、整理、整頓、清掃などの観点が弱く、職場が雑然としている場合が多いのも現状です。それを打破するための5S活動の推進は職場のムダが省けることでとても有効になってきています。
整理を行うだけでも、新しく購入していた部品が見つかり、「わざわざ機械・設備を止めなくても良かったんだ」とか、整理によって、製造現場はもちろんのこと、事務所でも古くからの書類が多くあったりしますので、スペースの有効活用が図れたりします。歴史ある石灰業が5Sで「驚きと感動を与える会社になる」。素晴らしいことだと思いませんか?
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