生産システムの構築を目指したVM活動
生産現場では、5SとVMを徹底的に推進しながら、フレキシブルな生産体制を構築していくことが重要です。フレキシブルな生産体制とは、受注の変動に対して、極力在庫を持たずに対処しながら、生産効率の向上を実現できる生産の体制を指します。
現在は、環境の変化が激しいために、急な受注の減少、また急な売上増などに対応しなければなりません。そのため、5Sを単に入れる、VMを形だけ入れるということではなく、さまざまな仕組みを構築していくことが必要になってきます。
5S活動は、生産システムの基本的要件の中で、最もやるべきことであり、実施は必ず行う。また、多能工という一人でいくつもの作業がやれるような仕組みをとりいれることも、フレキシブルという観点からは欠かせません。
さらに、小ロット生産の実施、生産と販売の一体化なども、まずは構築の基本ベースとして必要です。これらを構築しながら、作業管理のやり方の仕組みを変えたり、さまざまなシステムを構築していくことが本当の意味での5SVM活動の成果となります。生産システムの構築を目指したVM活動。これが生産現場の企業体質強化につながります。
[無料]5S・VMメールレター
経営改革につながる
「本当の5S」と
VMのノウハウ・事例等をお届けしています。
5S・VMの基本も学べます。
ご登録は以下からどうぞ。