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改善活動の「一元化」は、5S・VMで!

いろいろと改善・改革活動をしてきた会社は多いと思います。ただ、「QCの次はTPMだ!今度はIEだ!」といっていろいろやったけど、どれも中途半端で終わったり、いつの間にか学んだ手法が消えていった…なんてことが多かったりしないでしょうか?なぜか?それは、すべてを一元化・包含化する活動がないからです。

例えば、よく見受けられるのは、自社のマネジメントのやり方があるのに、別途ISOで自社の実態と合っていないQMSなどの重たいマネジメントシステムを作ってしまう。「ISO上では…」なんて言葉が出てくる会社は、非常に怪しいです。いろいろな個別的手法が点在して、非効率なマネジメントになっている証だと思います。

5S・VM活動は、それらを解消します。なぜなら、マネジメントを構成する「方針・目標」や「マネジメントシステム」、「プロセス管理」、「成果」を見えるようにして、その中でマネジメントすべてを行っていくものだからです。例えば、5S・VMを推進しながら、プロセス管理(PDCA)の中では、QC7つ道具を使い問題解決を行うなどといったことです。

5S・VMの中で、「QCをやる」、「IE手法を使って改善する」、「ISOが入っている」、こうなるとしめたものです。ただ、まだまだこのことを理解されている方が少ないのが現状です。逆をいうと、このことを理解して、5S・VM活動を取り入れれば、大きな差別化が図れるということです。改善活動の「一元化・包含化」は5S・VMで試みていたければと思います。

2016/04/22 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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