最近、多くの企業を回っていると、より「安全と防災」については、熱心に取り組まれている場面に出くわします。安全面では、「ご安全」を合言葉に指差し確認の実施、安全パトロール、ＫＹＴ活動などさまざまあります。

防災では、避難経路の確保、防災品の確保、ＡＥＤの設置などこれらもさまざまあります。安全・防災は非常に重要ですが、さらに５Ｓ活動と連動して、活動を推進すると大きな効果、浸透させることができます。

５Ｓの整理、整頓の徹底による安全性確保の職場づくりの実施。整頓を活用した危険表示や作業標準の順守による災害防止。清掃による危険予知能力の向上や事故の発生源対策の実施。

最近ではＡＥＤ点検表を設けて、電極パッド使用期限などのチェックを行い、万が一に備えて動かないことがないような工夫を５Ｓ活動の中で実施している会社も伺えます。安全・防災と５Ｓの関連性を理解した企業は、安全衛生マネジメント力がますます向上していくことと思います。