今、日本は大型台風がきています。これに伴い、新幹線なども計画運休など、予防的な動きを日本もするようになってきていると思います。工場でも同じで、より安全、防災を意識した５Ｓ活動に取り組むようになってきています。

整理ができていないと不要物が通路にあり、つまづく要因になる。整頓の表示が弱いと防火設備など何がどこにあるかがわかりにくい。置き方が悪く、荷崩れの可能性があるなど５Ｓが弱いことでさまざまな危険なケースが想定されます。

さらに避難経路が見える。避難場所の掲示、工場を復興させるためのＢＣＰ計画が見えるなど、ここ５年ぐらいで、随分、現場の様子が安全、防災を意識した職場に変わってきています。

５Ｓ活動は重大災害を防ぐために極めて有効な手法であり、安全衛生活動と連動して行うことでその効果が増すことをここ数年コンサルティングで現場を歩いていると強く感じています。経営者、管理者は良くこのことを理解していただきたいと思います。