３月から４月にかけて、さまざまなクライアントの営業個所の５ＳＶＭ活動のコンサルティングで全国を回ってきました。その中で感じたことは、ＩＴの進歩によってどうしてもパソコンなどのＩＴ機器を使ってマネジメントを行おうとする傾向にあるということです。

コンピュータの発達によって、営業の顧客情報、商談情報を蓄えておけば情報の共有化と活用化が進むと考える営業員が多いのですが、結果は必ずしも期待通りにはならずに、売上目標等を達成できない営業個所が多かったりします。

マネジメントのやり方としては、方針・目標を設定して、マネジメントシステムを構築して、プロセス管理を実施して、成果を出していくことです。パソコンの中でこれらすべてをいっぺんに見えるようにすることは難しく、また、それほどマネジメントは簡単ではないのです。

やはり、ＶＭボードを使って、マネジメント全体を見えるようにしながら、ボードの前でミーティングを行うことが大切です。パソコンの前からＶＭボード前でのマネジメントを行う。パソコンマネジメントからの脱却をお進めしています。