今週は、名古屋、大阪、岡山、広島、九州とクライアント企業の営業個所の５Ｓ活動推進支援のコンサルティングに行ってきました。製造メーカーでも工場だけでなく、本社、全国に営業個所を持つ企業が全社的に５Ｓ活動を推進するケースは結構まれだったりします。

営業個所の５Ｓのポイントは、やはり５Ｓの中の整頓が非常に大切です。整頓では、事務用品の整頓、書類の整頓、そしてオフィスレイアウトの改善の３つを推進していくことを主に行っていきます。

その中でも特に重要なのは、書類の整頓です。営業員は転勤で、定期的に異動することが多いのですが、営業事務はその土地の方を採用することが多く、さらに長年勤めていて、その人しか知らない業務を抱えていることが多かったりします。

そういった属人的な仕事のやり方を変えるためには５Ｓの手法はうってつけです。書類の整頓を活用して、仕事の流れを明文化して、誰でもできるようにする。そうすることでさまざまな問題点や課題が見え、改善して生産性があがる。５Ｓ活動を活用して、「働き方改革を行う」。そのような企業が今、増えています。