昨日、今日と２日間をかけて、ある企業で問題解決研修を行ってきました。先月にわたって、２回目ですが、今回は講義ではなく、演習を行うことがメインです。ここでいう演習とは、問題解決をテーマにある事例を想定して行う訓練のことです。

演習を行う目的としては、講義で学んでいただいた「問題解決手法」を活用して、事例企業の問題について、問題の抽出、問題の層別～解決策の立案～実行計画の作成までの問題解決のステップを学んでいただくことです。

講義だけ受けてすぐに現場で実践といってもなかなかうまくいきません。きちんと訓練をしてから、それを実践現場で実践することが大事で、今回その進め方をある程度理解していただけたかと思います。

研修では、まず知識をつけていただく。それから演習をして、知識に加えて、自分の考え方を付与する。これが見識。さらにもっと大事なことは、実際の現場で決断力と実行力を加えた胆識を持った社員を育成して、現場の改善・改革を行っていく。研修だけで終わらない人材教育を実施していかなければならないと思います。