問題解決アプローチの実践⑥~問題解決手法~
先週は、5SVM活動に取り組まれている企業の若手メンバーに、「問題解決アプローチの実践」研修を1日かけて行ってきました。職場で発生しているさまざまな問題を正確に認識し、問題の「真の原因」を究明し、適切な対策を実施していく企業体質にしていくためです。
そのためには、さまざまな問題解決手法を理解し、問題解決の各プロセスに最適な手法を活用していくことが必要です。新製品の開発トラブルの演習テーマで、グループに分かれて討議をしていきました。
使った手法は、ブレーンストミング(質より量でアイデアを自由に出していく)、KJ法(多くの情報やアイデアを論理的に分類し整理する)、特性要因図(問題は何かを特定する)、なぜなぜ分析(「なぜ」を繰り返して、真因を絞り込んでいく)の4つの問題解決手法です。
これらをいかに組み合わせて、対策までにつなげるか。実は、本や講義で聞くことと実際に活用するのはいかに難しいか、理解していただけたと思います。また、ベテランの方は、過去にQC活動を行って知識があったりしますが、若手の人はそうでもありません。会社はそのようなメンバーに学ぶチャンスを与えて欲しいと思います。
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