問題解決アプローチの実践⑤~問題の種類~
5SVM活動を実施していくと、問題点がまず、見えるようになっていきます。企業で日常的にさまざまな問題が発生し、後追い的な仕事や管理に多くの人や時間を費やしていることに気づかされます。企業で発生している問題は、テーマごとに大体次のように層別されていきます。
①目標(目標未達成、目標の遅れ・停滞・中断)②業績(売上低迷、原価高)③製品品質(工程内不良、流出不良、クレーム、リコール)④業務品質(ミス、遅れ)⑤納期(納期遅れ、工程遅れ・出荷遅れ)⑥突発異常(災害、事故、設備故障による作業中断)などです。
製造業においては、大体上記の問題がどこの企業においても当てはまってきます。これらの問題・トラブルが多発している現状を見ると、多くの企業で実は、問題を正しく認識し、問題を解決していくための手法の活用方法と問題解決のためのプロセスを理解できていないことがわかります。
今、問題解決アプローチの実践というテーマで研修などでお手伝いすることが増えています。今週もあるクライアントでの研修があります。階層別にテーマを変えて演習を行う。5SやVMが進んできている企業では是非、そのような取り組みも行ってみていただきたいと思います。
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