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企業の価値を上げるため日々奮闘している
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問題解決アプローチの実践④~問題認識違いの要因~

企業であるべき姿を実現するためには、まず、日常的に発生している多くの潜在化した問題を認識し、顕在化することが重要であると思います。ただし、問題が潜在化してしまうケースが多く、その要因の一つに「職場内で問題を必死に隠そうとする風土」があります。

そのような会社では、問題=失敗と思ってしまい、自分の評価に影響を及ぼすと思っている。また、担当者間で解決できるのであれば、上司やトップに知らせない傾向がある。大事になる前に報告する仕組みと習慣がないのです。

かつて、もう10年前ほどでしょうか。結構大きな装置産業の会社で、原料を入れている400トンのタンクが落ち、企業の存在を脅かすまでの大事故が起こりました。タンクにひびが入っていたのにかかわらず、上塗りして隠していたようです。これこそ、「職場内で問題を必死に隠そうとする風土」です。

この企業は、そこから新任の工場長が問題を顕在化させる5S活動を導入することを決断し、その1年後には設備故障低減、安全の工場、生産性の向上など大きな成果を生むことができました。私も5Sのキックオフから数年間お手伝いさせていただきました。5S活動を通じて、「問題意識が高く感性豊かな人材の育成」が必要と思ったその数年間でした。

2016/12/12 | 五十嵐 諭 | 5S・VM

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