原価計算を使い分ける!
原価計算とは、製品1単位の原価を求めることで、製品1単位をつくるのに、どれだけ費用がかかるか(予定原価や標準原価)、どれだけ費用がかかったか(実績原価)の計算のことをいいます。
制度会計上は全部原価計算を使いますが、原価計算にはいくつかあります。部分原価計算、標準原価計算、実際原価計算、総合原価計算、個別原価計算、製品別原価計算、部門別原価計算などです。
原価計算の目的には、『財務諸表作成に必要な原価の集計』、『原価維持、低減の管理に必要な原価資料の提供』、『経営の意思決定、経営政策設定に必要な原価資料の提供』の3つがあります。
セールスミックスやプロダクトミックスの決定、差別価格政策などのために行うには部分原価計算、すなわち直接原価計算を活用する。原価計算の目的に応じて、原価計算を使い分けることの必要性を理解していただきたいと思います。
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